2012年11月1日木曜日

萬法一如/責任を引き受ける権利




一番最初に、Win-Winを実現する基礎として9つのアサーション権を説明しました。


これらを見ると、一般に組織人として働く場合、認められない態度です。それをあえて認めることを基礎的な権利として提案しているのは、すべての働く人を尊重するととも、お客様を尊重するからです。それは「私たち」の一員になるためであり、「誰でも責任を引き受ける権利」があるからです。この権利こそがアサーション権の集積です。

一般に責任を引き受けることを嫌いますが、問題は果たせる能力がないことであり、それを恐れます。その恐れから責任を引き受けることを嫌います。

この問題を解決する事が永続的なモチベーションを高めることになります。実際には責任を果たせる事こそ喜びであり、やりがい、生き甲斐になるものです。責任は誰かのためにあるのではなく、まず自分のためにあります。自分の責任を果たせないことは、自分の生き方そのものである人生を失うことに他なりません。人生を失うことは恐怖であり、恐怖から逃げることから様々な問題を引き起こします。それこそが「私たち」からの脱落に他なりません。

責任を引き受ける権利が履行できるように、次に点で自分がどのレベルにあるか10点満点で採点してみてください。
  • リスクをとる(目的・目標から逃げない。目標とは数値目標だけではない。)
  • チームの一員としてチームワークをする(自分のする事が分かっていてそれが果たせる)
  • 自律している(「私たち」であるために自分をコントロールできる)
  • アサーティブである(積極的・自主的である)
  • 人を中心にしている(数値中心ではない)
自分を知る事は自分と周囲の人々を導く価値観、つまり信念を育む上で欠かせません。価値観、信念を育むとは言行を一致させることであり、責任を果たせる事に他なりません。





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