2012年11月10日土曜日

本来無一物/子育てはマイルストーンを設定する




たとえば、 0歳~5ヶ月の期間では 生まれたばかりの乳児にとって五感から 入ってくるすべてが不安ですので、環境に慣れさせてあげることが大切です。 乳児にとって母親の保護だけが頼りの時期でスキンシップを通じて守られている安心感を感じてもらえるようにするのがとても大切です。

ところが5ヶ月~10ヶ月になると、 寝てばかりいた乳児が、ハイハイするようになり、親離れが始まります。問題はこの時期のことが、12歳~18歳の親離れの時期に影響することです。5ヶ月の幼児と12歳の子は全く違いますが、因果関係があることを知って、5ヶ月の幼児と向き合うことが大切なのです。

0歳~5ヶ月、5ヶ月~10ヶ月、10ヶ月~18ヶ月、18ヶ月~3歳、3歳~5歳、5歳~12歳、12歳~18歳というように分けるのは、その時期時期で子ども自身の目的も行動も変わってくるからです。

それは当然ですが、それぞれの時期の目的が5ヶ月~10ヶ月の時期が12歳~18歳の時期に影響するように、因果関係があることを意識して幼いときに向き合っているかどうかが大切なのです。

子どもは小さい時に投資しておくと、大きくなってから費用がかかりません。成長してくると、塾だの予備校だのと費用がかかりますが、幼い時に勉強する習慣をつけておくと、余計な勉強にともなう費用もストレスも最小限に抑えられます。ビジネスの目標管理と同じ理屈です。

3歳から5歳の頃は親を真似たがる時期です。この頃に親がテレビの前でゴロゴロしているようだと、子どももそうなります。逆に読書したり、書き物をしたりしていると子どもはそれを真似ます。習慣化しておくと、「勉強しろ」と言わなくても小中学生になった頃には勝手にしてくれます。

五感を通して入り込んだパターンに逆らってなにかするのは子どもにも苦痛です。親子ともに苦痛な時期を迎えるようになるのは、実はやるべきことをやっていなかった親のミスなのです。

目に見えない因果関係を知ってぞの時期時期に必要なことをしておく。何ごとにも通じることですね。



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