2012年12月18日火曜日

悟無好悪/顧客のわがままを見つける目を育む



ビジネスとは金儲けだと信じている人がいます。以外にも創業の動機がなく親から継承した 二代目、三代目になると多い。しかし大きな間違いです。ビジネスとは顧客の夢を叶えることだ。叶える手助けをすることに他なりません。

どんなビジネスにも顧客の夢は潜んでいます。頭のトレーニングにどんな夢が潜んでいるか、顧客さえ気づいていないことを発見、創造してみると楽しい。

その始まりは「不満」の解決「わがまま」の達成です。「そんなの無理だ!」から始まります。ごちゃごちゃとどうでもいいことに頭を使うなら他の誰もが提供できない価値を実現することです。

まず、自分自身が「そんなの無理だ!」と言う前に顧客の「不満」「わがまま」に注目しているか、次にそれがどこにあるのか、何かを発見するためにまず顧客を知ることです。


  • 顧客は誰か
  • 顧客はなぜ我が社から購入しているか
  • 競合他社で購入している人はどんな人か
  • 我が社の顧客のメリットを損なわず、他社が顧客の体験したい感情に応えられないか
  • 顧客と我が社がWin-Winの関係になれる方法はないか

禅語「悟無好悪」・・・・「さとればこうおなし」
あるがままに不満やわがままは潜んでいます。それを発見する力、それはフレキシブルな目です。 ところが人はとかく評判や先入観で見てしまいます。しかし先入観に囚われずにあるがままを受け入れること。そうすると先入観に潜んでいる好き嫌いは緩和されます。そうはいうものの難しい。そこで悟ことです。人は誰でもありのままを見ているのではなく、色眼鏡の自分が見ていることを知るとあるがままを受け入れるゆとりが生まれます。


0 件のコメント:

コメントを投稿