2016年4月8日金曜日

擔枷帯鎖〜0を1にするより、10を100にする方が簡単な真実




擔枷帯鎖(たんかたいさ)

枷や鎖によって、がんじがらめになってしまった様子を表す語。ありとあらゆる煩悩や妄想、そしてそれに伴う不安や苦痛によって縛り付けられ、自らを苦しみの淵に追いやる凡夫の姿を表している言葉です。

煩悩妄想に縛られた凡夫の姿を表していますが、この状態では客観的に見ることができなくなります。

物事が俯瞰できないと偏った考えでしか考えられないので、貧すれば鈍することになりますます混迷を深めてしまいます。

起業して3年以内にクローズする会社が圧倒的に多い事実をどう考えますか?

どんなビジネスでもそうですが、たとえば10を100にする事は簡単ではありません。

しかし、0を1にする方にする方が10を100にするより難しいのです。それがどんなビジネスにも共通する障壁です。

つまり100を1000にすることは簡単なのです。

0を1にするより、10を100にする方が簡単で、100を1000にすることはもっと簡単なのです。

この本当を誤認していると、とんでもない迷路に入り込みます。
だからくじけて意欲を失うというのは最悪の状態ということになります。


そのひとつの理由は、

収入がない段階では、全て自分でやらなければならないので、本当にしなければならないことに集中できないからです。裏返せば、売り上げが増えるほど他人任せにすることで、それぞれが集中しやすくなるので成果があがるということです。繰り返すことが増えるので単純化され技能もアップします。

この事実は、ほとんどの人が、実がなる前に挫折してしまう人が多いということを表しています。正しい方法を身に付ければ、誰にでも実をつけることはできます。

それには、0を1にするより、10を100にする方が簡単で、100を1000にすることはもっと簡単だという事実を素直に謙虚に受け入れることが重要なのです。

しかし、全くの素人がゼロから始めて、半年後や1年後に100の収入を達成したという人も世の中には結構いますが、こういった人たちは特殊なケースなので、自分でも実現できると思わない方が良いでしょう。

では、どうするかというと、正しい方法を身に付ければ、誰にでも実をつけることはできるという真実に目を向けて、まず0を10にする努力をコツコツ続けることです。

成功するために最も重要な事が「継続」です。続けなければ成功は見えて来ません。逆に続けていれば誰にでもチャンスがあるのがビジネスです。

そのキーワードは「正しい方法で実行すれば、誰にでも実をつけることはできる」ということです。



二つ目の理由

0を1にできないのに、10を100にする方が簡単というのは、
ドラム缶を起こすのにコツを知っていれば力はいらないという事実の発展でしかないということです。

コツを知らない人は、全身の力を使いますが、コツを知っている人は指一本でも起こせます。

コツとは、正しいやり方を実行していることに他なりません。
つまり間違った質問をして正しい答えをしていると、正しい方法は永遠に見つからないのですが、答えを間違っていないので、間違いだと思わないのです。そのため迷路に入り込んでしまい、さっぱりわからないということになります。

しかし、考えてみてください。
「本当は福岡に行きたいのに、札幌に行きたいけどどうしたら行ける?」と質問して、答えが正解である限り、永遠に福岡には行けません。


間違いがどこで起こっているかを知るヒントが業績なのです。つまり正しい方法をとっていないと、業績は芳しくないのです。